では、なぜ男性ホルモンが多いと髭が濃くなるのでしょうか。
今回は、男子ホルモンと髭の濃さに関するメカニズムをご紹介したいと思います。
１、男性ホルモンとは？
男性や女性といった性別に関わらず、人間の体には男性ホルモンや女性ホルモンが存在しています。
しかし、男性の場合は、男性ホルモンの方が優位であり、女性の場合は女性ホルモンの方が優位という特徴があります。
男性ホルモンの役割は、筋肉をつきやすくなるほか、皮脂の分泌量が増えニキビなどの肌荒れが起こりやすくなる特徴があります。
また、男性ホルモンには体毛を濃くする特徴があることから髭が濃い人は男性ホルモンの分泌量が多いという特徴があります。
髭や体毛を濃くする男性ホルモンは、テストステロンと呼ばれておりこのテストステロンの分泌量が多いことで、腹部や胸部や脇や髭などの体毛が濃くなる特徴があります。
これらはホルモンの影響を受けており、縮れていたり太く濃い毛が生えやすくなると言われています。
２、メンタルにも強い影響があるホルモン
男性ホルモンは、体毛以外にも心に影響を及ぼす作用があります。
例えば、闘争心が強くなったり、冒険心、探究心、好奇心などもテストステロンが多く分泌されることで心に影響を与えています。
例えば、男性や女性でも体を鍛えて免疫力を高めたり、ダイエット目的で体を引き締めたいと体を鍛える人がいますよね。
体を鍛えることは、筋肉をからだに付けることになるため、男性ホルモンが積極的に分泌されていきます。
そのため、筋肉質な人は髭が濃くなりやすいといった特徴があります。
３、食事からの影響を受けている男性ホルモン
髭を濃くする影響があると言われる男子ホルモンですが、普段の食事から男性ホルモンが多く分泌されやすい環境にある人が多くいます。
例えば、普段から肉をよく食べる人は、テストステロンの分泌量を高める効果があると言われており、お肉をたくさん食べれば食べるほど体内では男性ホルモンがどんどん生成されていく仕組みが出来上がっていきます。
お肉の他にも、たまねぎやニンニクなどにも男性ホルモンを促進する働きがあることから、髭が濃くてお悩みの方は、一度自分の食生活を見直してみることも対策の１つといえるでしょう。
４、加齢により髭が濃くなる
加齢により男性も女性もホルモンの分泌量は減少します。
しかし、男性の場合は男性ホルモンの中にあるテストステロンの量が減少する一方で、髭などの体毛を濃くする特徴を持つジヒドロテストロンが優位になるため、年を取ってもヒゲの濃さはより一層強まる場合があります。
髪の毛は薄くなるかもしれませんが、髭は濃くなるというのはこのジヒドロテストロンが原因と言えます。
こちらにも詳しく書いてあるので、参考にしてください⇒ 髭 濃い
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